家は人生の中でもっとも高価な買物!

新築・注文住宅等、家づくりは正しい知識を得てから
家づくりを失敗しないためのポイント

1構造見学会に行こう

完成したら見えなくなる部分がもっとも大切

構造現場見学会は、工事中の現場を見ることができるよい機会です。
ぜひ参加してみましょう。

見学会では、その住宅会社の仕様を確認するようにしましょう。
質問、確認項目を大まかに挙げてみます。

  • 基礎の工法、ベタ基礎なのか布基礎なのか?鉄筋の種類や大きさ、コンクリートの厚みなど。
  • 土台の樹種、防腐処置のとり方、基礎との緊結方法(ホールダウン金物やアンカーボルトの適切な配置)
  • 柱や梁の樹種、材寸、乾燥材なのか集成材なのか?
  • 耐震金物などの使われ方、使う部分。
  • 耐力壁の仕様や配置。
  • 断熱材の種類や施工方法
  • 給水管や給湯管の施工方法、使われている管の種類、排水管の施工方法、緊結方法、音への配慮 etc

このようなことを構造現場見学会では質問したり確認するようにしましょう。
難しいことはわからなくてもかまいません。

隠されてしまう部分を実際に自分の目で見て確認することが大切です。
いざ、着工した時にあなたの家で手抜き工事をしていないかを素人の目で見抜くのは大変です。

構造現場見学会などに参加することで、模範的な現場を自分の目で見ておくとその違いが感じ取れることができるようになります。

住宅の欠陥は見えないところで起こります。
隠れてしまうところが大切なのです。

隠れるところもしっかりと見せ、説明してくれる住宅会社であることもポイントです。

構造現場見学会でなくても、工事中の現場を契約前に見せてもらい、同じようなポイントについて住宅会社に質問、確認することも一つの方法です。

ポイント

現場見学会は模範工事現場!
建ててからでは見えないところも、しっかり確認しよう!

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2完成見学会に行こう

実際に住む大きさや仕様の家を確認しよう

完成見学会は、実際に住む家に近い大きさや仕様の家を見ることができる良い機会です。

「家を建てたい!」と思う多くの人が、まず同じ行動をとります。それは、住宅展示場やモデルハウスを見に行くことです。

住宅展示場やモデルハウスはそれぞれの会社が自社のPRのために建てたもので坪数も大きく、ゴージャスな家がほとんどです。そして、テレビや雑誌に登場するような家は、プロのコーディネーターがセンスよく、イメージよくこだわったインテリアにしています。

モデルハウスの中にはお客様が実際に建てられる家の二倍や三倍もの金額がかかっているところもあります。

モデルハウスではすべてのものが輝いて見え、その家で生活する姿を想像してしまいます。しかし、実際に家づくりを終え、現実とのギャップに気づいたとき、取り返しのつかない後悔の念に襲われるのも事実です。

完成現場見学会は、家の素顔を見るチャンスです。家は一世一代の買い物です。実際に住み始めて「やっぱり気に入らないからやめた!」というわけにはいきません。

完成見学会に参加する際には、自分の望んでいる家と同じくらいの坪数、同じくらいの仕様の家を見てください。

そして、見学するときに大切なことは質問をすることです。どんなにつまらないと思うことでも、知ったかぶりをしないで聞いてください。もし、その質問に担当者がいやな顔をしたり、冷たくあしらわれてしまったとしたら、その業者は要注意です。

ポイント

自分の望んでいる家に近い完成見学会に参加しよう!
完成見学会では何でも質問しよう!

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3しっかりした資金計画を組もう

資金計画表
家を建てる時には、ほとんどの人が住宅ローンを利用します。「自分はどのくらい借りられるだろう・・・・」と誰もが心配をします。

多くの場合、自分が思っている金額よりもたくさん借りることができます。しかし、ここで注意しなければいけません。借りられる金額=返せる金額ではないのです。

「普通はこうです」「みなさんこうしています」「今はいいですが、こちらにしておいたほうが後々後悔しません」などという殺し文句に踊らされて、無理な資金計画を組んではいけません。

家を建てることが人生のゴールではありません。通過点にしか過ぎません。

賢い資金計画で、豊かな人生が送れるよう、資金計画の心得を挙げてみます。

  • いくら借りられるかではなく、いくら返せるかを考える。
  • 返せるならどんどん返す。
  • ボーナスはあてにしない
  • 家計を見直してみる
  • 低金利時代は固定金利を選択する

いかがですか?

ローンの支払いに一生追われる人生なんて誰もが望んでいないと思います。「私は住宅資金にはこれしかかけない」と事前に総予算を決めてみてください。その枠の中でプランの検討をするようになり、おのずと安全な資金計画を組むことができるようになります。

ポイント

まずはしっかりした資金計画を組むことから家づくりをはじめよう!
いくら借りられるかではなく、いくら返せるかを考えよう!

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4住宅会社の施工体制を確認しよう

欠陥住宅を生み出すひとつの要因に、住宅会社の施工体制があります。
いわゆる「丸投げ」といわれる施工体制です。

これがあなたの大切な家を欠陥住宅に近づける可能性を産み出だします。
どのような仕組みなのでしょう?

自社で職人さんや協力業者をかかえていない住宅会社があなたの家を建てるために、一括下請け業者に丸投げします。そして実際の工事をするのはその下請業者のさらに下請け(孫請け)の職人さんです。

つまり、受注者(契約した住宅会社)と施工者(実際に工事をする職人さん等)が違うということです。契約の受注者と施工者が違うために、施工者に責任意識が生じにくいのです。

そして、見えないところで手抜き工事をされる可能性が出てきます。あなたの家を建てるときの下請け業者との関係によって、出来上がる家の質も変わってきてしまう怖さがあります。他社とのし烈な競争の末、コストダウンして受注したあなたの家の利益を上げるために下請け業者に流す金額を叩く、いわば、下請けいじめが横行しやすいともいえます。

あなたの大切なお金が、下請け、孫請けの中でどこかに消えてしまうのです。実際に工事する職人さんには、本来のあなたが支払った分のしっかりした価値が届かずに家づくりにかける想いも半減してしまうのです。

一番大切なのは、つくり手(社長・アドバイザー・設計者・現場監督・職人さん)の顔が見える住宅会社と契約することです。家づくりで失敗しないための第一歩なのです。

ポイント

よい:お客様→住宅会社→職人さん
ダメ:お客様→住宅会社→下請け業者→孫請け業者→職人さん

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5あなたの家をつくる住宅会社の人たちの役割を知ろう

あなたの家づくりが失敗しないために、重要な役割をもつ人間が三人いることを知ってください。

一人目は、あなたの家の設計を担当してくれる設計士です。

驚くかもしれませんが、建築士の資格を持たない人間を、家づくりの仕事に携わらせている住宅会社も多いのです。

設計士といっても建築士の資格を持たずに実務をしている実情があります。その彼らのモラルが低いことで、構造的に大きな問題のある不安定な住宅が生まれることもあります。

間取りを優先したために、構造的にぎりぎりの不安定な建物でも建築許可が下りてしまうこともあるのです。
最終的な責任者が、建築士の有資格者であることを確認するべきだと思います。

二人目は、あなたの家の現場を管理してくれる現場監督です。

実際の工事に対して目を配り、チェックするいわば現場の指揮官です。
彼らの指示の下で職人さんが動きます。いい現場監督ほど職人さんは言うことを聞きます。言うことを聞くということは、手抜き工事をさせないことにつながります。

現場監督には厳密に言うと建築の資格は必要ありません。しかし、設計士と同様、最終的な責任者が有資格者であることが重要です。

現場監督が持つべき資格には、建築士・建築施工管理技士などがあります。

もっとも大切な三人目は、担当アドバイザーです。

家づくりが成功するか、失敗するかの鍵を握っているといっても過言ではありません。

この担当アドバイザーが最初から最後のお引渡しに至るまで、あるいはアフターメンテナンスに至るまで一貫してお客様の窓口となって担当するシステムを採用している会社をおすすめします。

言った、言わないといった無用なトラブルも少なくなりますし、お客様のおもいがしっかりと伝わる家づくりが可能になります。

ポイント

あなたの家をつくる人々とは・・・
設計者、現場監督・・・建築士または建築施工管理技師などの有資格者が責任者であること
アドバイザー・・・最初から最後まで一貫して担当してくれるか確認しましょう!

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6工事中の現場を見に行こう

信用できる会社でも、まかせっきりはよくありません。
なぜなら、家づくりは、人間がやることです。故意に欠陥住宅をつくろうとしなくても間違え、勘違い、見て見ぬふりによるミスはあります。

では、それを防ぐためにはどうしたらよいのでしょうか?あなた自身が現場に出向くことです。

施主さんが現場に顔を見せることで、現場の職人さんの気持ちも引き締まります。ただし、度が過ぎてはいけません。現場監督さながらに、気づいたことを職人さんに直接言う施主さんもいらっしゃいますが、それはやめたほうがいいです。現場を見て、気づいたこと不安なことは、必ずすぐに担当者に伝え、対応してもらうことが大切です。

そして、あくまでも、担当アドバイザーや現場監督を通して職人さんには指示を出すようにしてください。あなたが直接現場で指示を出すことはしてはいけません。現場での責任の所在がどこにあるのかわからなくなってしまうからです。

また、現場に入るときは、挨拶をして、作業している職人さんに声をかけてから入るようにしてください。ちょっとした気遣いをしてあげると喜ばれます。気持ちが伝わると職人さんも、もっとよくしてあげようという心を持って仕事が出来ます。

職人さんも人間ですから、施主さんによくしてもらえれば、自分の仕事で返そうとするのです。逆に挨拶もせずに、現場に入ってきて写真を撮るだけで帰ってしまうような施主さんは職人さんに嫌われてしまいます。

お互いにいい家をつくるという共通意識のもとに信頼関係を築くことが出来れば家づくりは成功します。

ポイント

工事中の現場は自分の目で確認することも大切です!
現場とのコミュニケーションを良好に!

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7工事中の検査体制を確認しよう

欠陥住宅を未然に防ぐためには各工程で適切な検査を行うことが重要です。

あなたが立ち会うことが出来なくてもいいのです。
きちんとした検査体制がある住宅会社を選ぶことが必要です。
各工程で確認しなければならないことや行わなければならない検査をご紹介します。

1.地盤調査

工事着工前に家を建てる土地の地盤調査を行います。そして、調査結果をデータ解析し、軟弱地盤であれば適切な地盤改良工事が施されます。地盤調査報告書を必ずもらい、その内容を納得いくまで説明してもらいましょう。

2.基礎工事

地盤調査結果によって適切な基礎が設計されます。基礎の細かな仕様がここで決まります。そして、鉄筋の配筋終了時に配筋検査が行われます。図面通りに配筋されているか?鉄筋の種類・径・ピッチ・かぶり厚さなどを確認します。アンカーボルトとホールダウン金物の適切な設置、位置の確認も必要です。

3.木工事

使用材料の樹種の確認、材寸の確認、耐震金物の適切な配置、取り付け方法の確認が必要です。合わせて耐力壁の仕様・位置についても確認します。緊結金物の適切な設置、釘の種類・ピッチについても確認します。

4.防水・断熱工事

サッシ周りの防水テープの処理、外装材の下地材(透湿防水シートなど)の施工状況を確認します。断熱材の適切な施工はとても大切です。なぜなら、家を腐らせる結露という欠陥につながる重要な部分だからです。

5.完了検査

社内検査、役所・第三者機関の完了検査、施主検査を実施します。


【社内検査】
通水試験、通電、床のたわみ、壁の不陸、サッシ・建具の開閉状況、外装材のコーキングなど
施工状況の確認をします。


【役所検査】
設計図書通りに完成しているかの確認を行います。この検査に合格すると検査済証が発行されます。
これは違反建築でないことの証明にもなります。併せて必ずもらってください。


【施主検査】
ダメ工事の部分を必ずリストアップし、書類として残し、完了の確認を取るようにしましょう。



ポイント

各工程のポイントをしっかりおさえ、
欠陥を未然に防ぐ対策をしている住宅会社を選ぼう!

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8保証体制を確認しよう

現在、どの住宅会社にも、住宅の部分によって異なりますが最長10年間、住宅の性能について法律で瑕疵担保責任を義務付けられています。

重要な構造的な瑕疵が見つかった場合、住宅会社は10年間無償で補修を行わなければなりません。それは、欠陥住宅問題を背景として高品質な住宅を供給し、住宅取得の不信を取り除くために国が2004年4月から施行した法律によるものです。大手であれ、中小であれ、零細であれ住宅をつくるからにはその法律が適用されます。

ここでポイントなのですが、その10年間の保証を自社保証制度としているか、第三者による保証制度にしているかによって、違いが生まれます。

自社保証である場合、住宅会社が倒産してしまえば瑕疵担保責任を問うことは出来なくなります。つまり、完成後何か重大な瑕疵が見つかった(家が傾いた、雨漏りで家が腐った)としてもその会社が存在しなければ保証はしてくれないのです。

最近、住宅会社では、その保証制度を第三者機関に委託する場合が多くなっています。万が一住宅会社が倒産してなくなってしまっても大丈夫なのです。第三者機関が保険でその補修費用をまかなってくれるので、家を建てるあなたにとっては安心といえます。

自社保証の制度がしっかり取れない中小の住宅会社では、この制度の登録をしてあるかどうかが判断基準になります。お客さんの立場になって考えれば必要な措置といえるのです。

また、第三者機関による住宅保証制度の有無は欠陥住宅を防ぐことにも有効です。なぜなら第三者機関が保証をするということは、当然瑕疵を招くような工事をさせないからです。

第三者の目が働くことにより、自社の検査だけでは気づかないところもチェックできるという利点が生まれます。しかし、あくまでも自社保証と第三者機関の保証のどちらがいいか?という場合の判断基準として考えください。

そこに頼りきっている住宅会社は安心とはいえません。

自社の体制もしっかりとした上で、更なる安心をお客さんのために与えるという目的で第三者機関の性能保証を採用している住宅会社を選ぶようにしてください。

ポイント

性能保証制度は第三者機関で行っている会社が望ましい

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9信頼関係をしっかり築こう

最後のポイントは、その住宅会社がモラルを持って良心的な家づくりをしているかに尽きます。

信頼のおける社長が経営している会社かが重要なポイントです。

社長のモラルが欠如していると、一般的にはその下で働く社員・職人もだめな場合が多いです。耐震的に不安定な家の設計、ずさんな現場管理のため職人の手抜き工事が起こり、欠陥住宅につながって家づくりに失敗するのです。

担当者の良し悪しはもちろんですが、住宅会社の最終的な決定権は社長にあります。特に、住宅会社のようなところでは、社長のポリシーがその会社の前面に現れてくるのです。

そして、営業マンがどんなにいいことを言っても最終決定権は社長にあります。どんなにキレイごとを広告やパンフレットに謳おうと、儲け主義の社長の顔にはそれが表れます。トラブルになったときの対応も、その社長の判断で変わってくるのです。

お客さまを大切にする気持ちをもった社長なのか?全てはそこに尽きてしまうのです。

そして、家は建てて終わりではありません。その後のメンテナンス、アフターサービスなどそこからのお付き合いの方が長くなります。長いスパンでいい付き合いをしていこうとする住宅会社は自分たちも困るような欠陥住宅は作らない努力をします。

長い間にはあなたの担当者が会社を辞めるときもあるでしょう。そうなったときのことを考えると、会社の軸である社長の考えやポリシーが非常に大事になってくることを分かっていただけると思います。トラブルが多い会社だと、社長はなかなか表に出たがりません。責任の所在をぐるぐるとたらいまわしにされ、解決に時間がかかることが多いのです。

また、経営状態の悪い会社だと、手抜き工事が心配されます。他社に比べて、安すぎる、話がうますぎる場合は疑ったほうがいいと思います。経営状態が悪いところだと、びっくりするくらい安い金額で請け負って工事中に倒産してしまう会社もあるようです。

あなたが、値切りすぎるのも欠陥住宅を生むもとになって家づくりに失敗してしまいます。
お互いに信頼関係を築けないような住宅会社との家づくりではやはり安心できません。
ひとつの家づくりを共にしていくパートナーです。お互いに信頼でき、対等な立場であることが重要です。

信頼関係が築けない住宅会社とはどんなにお得でも契約しないということが、家づくりに失敗しないためにもっとも大切なことです。

ポイント

社長のモラルがしっかりしている住宅会社か?
安すぎる、話がうますぎる・・・欠陥受託のもとだと思え!
値切りすぎもダメ!最後はお互いの信頼関係が、いい家をつくることを忘れずに!


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